回復期リハビリテーション

回復期リハビリテーション病棟のご案内

鹿児島県で初の認定病院です「高度・専門機能 リハビリテーション(回復期)」

当院は、令和6年9月6日、鹿児島県で初めて、回復期リハビリテーション病棟の機能において、より充実した高水準のリハビリテーションを維持している病院として、公益財団法人日本医療機能評価機構から「高度・専門機能 リハビリテーション(回復期)」の認定を受けました。

今後とも、地域の皆様に、より充実した高水準のリハビリテーションを提供してまいります。

日本医療機能評価機構では、2019 年10 月から新たに「病院機能評価 高度・専門機能Ver.1.0」の運用を開始しました。高度・専門機能の前身となる「付加機能」は、本体審査の受審病院を対象に、「本体審査で確認しきれない機能(分野)を付加的に確認する」という位置づけで2003 年10 月より運用が開始されました。
当院は、「付加機能」としても2008年12月に初回認定されてから、3回の更新を行ってきました。

回復期リハビリテーション病棟基本理念

リハビリテーションを通じて,患者さんの生活環境を整えます。

回復期リハビリテーション病棟基本方針

  • 患者さんの希望に基づいた退院後の目標を共有し,計画的な支援を行います。
  • 入院中の自主練習やコミュニケーションの機会を大切にして退院後の生活に繋げます。
  • 退院後の生活ビジョンに基づき,地域資源を活用したサポートフローを提案します。
  • 患者さんの満足度を向上させるため,スタッフの教育と研修を計画的に実施します。

回復期リハビリテーション病棟とは

回復期リハビリテーション病棟は、患者さんが自宅・社会へ復帰するために必要なリハビリを集中的に行う病棟です。1日最大3時間のリハビリを通して、日常生活に必要な動作やコミュニケーション能力の改善を目指します。また、リハビリは日中に限らず、朝の整容・食事・排泄から、夕方の更衣・歯磨きまで、1日の生活全てをリハビリの観点から専門的に関わり、1日でも早くご自宅での生活が送れるように支援します。

回復期リハビリテーション病棟実績

生活の全てがリハビリテーション

近年、回復期リハビリテーション病棟は、高いリハビリの成果を上げることが求められており、”患者さんの日常生活機能をどれだけ改善させているか”によって入院料が設定されます。当院は、2018年8月より、その中でも最も高い機能「回復期リハビリテーション入院料1」を届出し、入院中だけでなく退院後のフォローアップまでを見据えた日常生活機能の改善と早期退院を目標に、チームで取り組んでいます。また、日本医療機能評価機構の「付加機能評価 リハビリテーション機能(回復期)Ver.3.0」の認定を受けており、リハビリの質と安全性が担保されていることが専門的な評価機構からも認められています。

回復期セラピストマネージャー3名

副技士長 増山泰英(理学療法士)

主任 原口徹郎(理学療法士)

主任 瀬戸宇治友紀(言語聴覚士)

入院当日の流れ

入院時診察・検査

入院時診察・検査

医師の診察には、看護師、リハビリスタッフ、医療ソーシャルワーカーが立ち会います。診察後、CTやレントゲン検査などを行い、全ての検査が終わりましたら病室へご案内します。

入院時の病状の説明

入院時の病状の説明

検査結果をもとに、今後の治療計画について医師がご説明します。

入院時の食事チェック

入院時の食事チェック

当日の昼食時間に言語聴覚士と管理栄養士がお伺いし、食事の安全性の確認や最適な栄養・食事プランを考えます。

入院時合同評価

安全に入院生活を送っていただくために、入院当日のうちに、リハビリスタッフ、看護師、介護士と共同で患者さんの生活動作を確認します。

入院中から退院まで

リハビリテーション

リハビリテーション

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の個別のリハビリを1日最大3時間行い、早期回復を目指します。

リハカンファレンス

リハカンファレンス

医師、リハビリスタッフ、看護師、医療ソーシャルワーカーなど、各専門職が共同で目標を立案し、目標達成に向けてリハビリを行っていきます。

リハビリ回診

リハビリ回診

医師とリハビリスタッフが患者さんのもとへ伺って、リハビリの成果や回復状況をチェックします。

飲み込みのリハビリ

飲み込みのリハビリ

飲み込みに問題のある患者さんに対しては、言語聴覚士が丁寧に飲み込みの能力を評価し、「楽しく(美味しく)」お食事ができるよう支援します。

家屋評価

家屋評価

入院しているうちにリハビリスタッフと一緒にご自宅へ行き、退院されてからも安心して過ごせるよう家屋を評価します。

退院

退院

退院したあともリハビリを希望される方には、介護保険サービスを使ってリハビリを継続して行います。

    回復期リハビリテーション病棟 実績

    グラフはクリックで拡大します。

    病棟稼働率

    在宅復帰率

    新規入院患者における重症者の割合

    重症患者改善率

    リハビリ実施単位数

    実績指数

    ご案内